ガンコな慢性病も自力で治せる:頭痛・頭重治療体操

頭痛・頭重治療体操

頭痛・頭重治療体操⑴

正座をし、息を吸って肩を上げ、数秒間緊張、瞬間脱力し、首の力を抜く。

効果:肩、首のうっ血を取り、頭の血行をよくする。

頭痛・頭重治療体操⑵

正座をし、両手を腰の後ろで組みひっくり返してひじを伸ばして胸を張る。首をできるだけ上に伸ばす。息を吐きながら、首を伸ばすように頭をゆっくり前後屈させる。意識は伸ばした首に集中させる。同様に頭を左右にねじり、左右に倒す。頭を回転させる運動を行う。

効果:肩甲骨の位置を正し、うっ血を取り、首筋を柔軟にして首をリラックスさせる。

頭痛・頭重治療体操⑶

正座をし、両手で前後から頭蓋骨を締め付ける。前後の手をかえて、気持ちのよい方で行う。また、左右からも締め付ける運動をする。

効果:内臓を引き締め、脳の働きを高め脳と腸のうっ血を取る。

頭痛・頭重治療体操⑷

正座をし、頭蓋骨の下がっているほう(左右の耳の低い方)の首筋のわきのくぼみの上の突き当たりをゲンコツの小指側で下から上にたたき上げる。

効果:叩いた方の骨盤の位置を正し、脳のうっ血を取る。

頭痛・頭重治療体操⑸

正座をし、首を伸ばす。補助者に頭の真後ろに手を当ててもらう。息を吐きながら頭を補助者の抵抗に逆らって押し、数秒後、瞬間脱力する。左右斜め後ろへも行う。

効果:後頭部のずれを正し、首筋を休め、結構をよくする。

頭痛・頭重治療体操⑹

正座から尻を左へ下ろし、右膝は内曲げ、左膝は外に曲げて横座りする。両手を首の後ろで組み、ひじを張り、アキレス腱を伸ばす。息を吐きながら左手で左後頭部をすり上げるように体を右に曲げる。同様に逆も行う。

効果:腹側部のうっ血をとり、頭蓋骨の位置を正す。

頭痛・頭重治療体操⑺

仰向けに寝て、両手を首の後ろで組み、アキレス腱を伸ばす。手で頭蓋骨を片方ずつすり上げる。下がっている方を多くやる。同時に両側からもすり上げる。

効果:頭蓋骨のずれを正し、頭部を締めて腸のゆるみを正す。

頭痛・頭重治療体操⑻

仰向けに寝て、両膝を立てて揃え、両手は胸の上で合掌する。息を吐きながら、腰と肩を上げ喉頭部で支え、そのままの姿勢で深呼吸し、しばらく耐える。

効果:頭部と頸部のうっ血をとり、脊髄を正す。

頭痛・頭重治療体操⑼

うつ伏せに寝て、両足を腰幅の2倍に開きつま先を立てる。両足を首の後ろで組み、ひじを張る。息を吐きながら、上体を床から少し持ち上げ、左手で左後頭部をすり上げながら上体を右に曲げる。同様に逆も行う。

効果:頭蓋骨のずれを正し、胸部の萎縮、腰椎部のうっ血をとり、背筋力を高める。

頭痛・頭重治療体操⑽

うつ伏せに寝て、左膝を外に曲げ、左足を右膝につける。右足は膝を伸ばしアキレス腱を伸ばす。息を吐きながら、右後頭部をすり上げ、上体を左に曲げる。同様に逆も行う。

効果:伸ばした側の萎縮、首筋のこりをとることにより、頭部、上半身のうっ血を取る。骨盤の左右差をただす。