ガンコな慢性病も自力で治せる:視力異常治療体操

視力異常治療体操

視力異常治療体操⑴

姿勢を正し、息を吐きながら、眼の上を数秒間見つめてからパッともとへ戻す。同様に下も見る。また左右、斜め上下の左右の凝視、眼玉の回転運動をする。

効果:眼に関連した筋肉のこりやゆがみを取る。

視力異常治療体操⑵

どこを見るともなく、顔の力をゆるめ、眼玉を空へ向け眼の力を抜く。息を吐きながら眼玉を中心に寄せ、鼻を見て数秒間静止、瞬間脱力する。

効果:眼の筋肉の偏りを正し、眼の調節作用を強化し、眼をうるおわせる。

視力異常治療体操⑶

①両手のひらをこすり合わせ暖め、手のひらをおわんのようにし、両眼をおおう。眼で手の暖かをさ感じ取るように目の筋肉をゆるめる。肩、首、顔の筋肉もゆるめニッコリ笑う。②息を吐きながら片方の眼を強くつぶり、次に反対側というように交互に行う。

効果:眼の血行を促進し、涙腺を刺激し、リラックスさせる。

視力異常治療体操⑷

眼のまわりや眼窩(がんか)の内側を指圧する。みけんから鼻にかけて親指と人差し指でつまむように指圧する。

効果:眼の血行を促進し、眼の疲労を回復させ、近視を予防する

視力異常治療体操⑸ーA

①両手を後頭部で組み、親指で耳たぶの下を指圧する。②耳の下からのどに走る筋肉の中央を人差し指で指圧する。③気管の両側を上にたどり突き当たったところを人差し指で指圧する。

視力異常治療体操⑸ーB

④小鼻の横の眼の中央の下を人差し指ですり上げるように指圧する。⑤親指でこめかみ(圧痛点)を指圧する。⑥両耳の上端の線上の眼の裏側のくぼみを親指で指圧する。以上6か所は眼のツボである。

効果:眼の血行を促進し、涙腺を刺激して眼にうるおいを与える。

視力異常治療体操⑹

仰向けに寝て、右手を真横に伸ばし、親指を中にしてゲンコツを握る。息を吐きながら手を内側にねじりながら伸ばし、数秒間静止後、瞬間脱力する。同様に外ねじりも行う。また手の位置を上げていって真上でも行う。

効果:眼の関連部位が刺激され、手、肩、首のこりをとる。

視力異常治療体操⑺

仰向けに寝て、両手を頭上に伸ばし、親指を中にしてゲンコツを握る。両足の親指を合わせ、かかとを開く。アキレス腱を伸ばす。両足を床から5~30センチの間で上下に振りながら、両手を内外にねじる。足を上げた時に息を吸い、眼を上げ、下げた時に息を吐き、眼を閉じる。

効果:腹圧を高め、涙腺と肩甲骨を刺激する。

視力異常治療体操⑻

両手、両足を平行にして座り、ゲンコツを握り、アキレス腱を伸ばす。両足を上げ上体を後ろに倒し、V字型をとる。息を吐きながら両手を内外にねじり、徐々に開いたり閉じたりする。

効果:腹圧を高め、肩甲骨を調整する。

視力異常治療体操⑼

①ベタ座りから仰向けに寝て、両手を組んで天井に伸ばし、手のひらをひっくり返す。あごを突き上げて頭頂で上体を支え、肩と腰を浮かせる。息を吐きながら両手を頭上に倒し、息を吸いながら両手を腹の上に下げる。眼は手の動きを追う。②息を吐きながら両手を左に倒し、吸いながら戻す。眼は手の動きを追う。同様に逆も行う。

効果:胸筋と足の表の筋肉の萎縮をとり、腰腹部を強化し、首・肩のこりをとり、前屈姿勢による異常に効く。

視力異常治療体操⑽

仰向けに寝て、両足を腰幅に開き膝を立てる。手を真横に伸ばしてひじから先を頭のほうに曲げ、親指を中にしてゲンコツを握り、腰を上げる。息を吐きながら両手を内側にねじり、顔を右に向ける。同様に外側にねじり顔を左に向ける。

効果:眼を刺激し、肩、首をやわらげ、腰部を強化し、眼をリラックスさせる。

視力異常治療体操⑾

仰向けに寝て、両足を揃えて膝を立てる。視力異常治療体操⑸の①~⑥の眼のツボを指圧しながら息を吐き、起き上がる。

効果:眼のツボを刺激しながら腹圧を高め、丹田を強化する。

視力異常治療体操⑿

仰向けに寝て、両手を胸の上に置き、両足を揃えて床から垂直に持ち上げ、アキレス腱を伸ばす。息を吐きながら両足を右へ倒し、顔を左に向ける。肩は浮かせない。同様に足と顔を逆にして行う。

効果:肩、首、腰をゆるめ、排便不良からくる視力異常に効く。

視力異常治療体操⒀

仰向けに寝て、両手を斜め下に伸ばし、両足を上げて頭上の床につけ、膝とアキレス腱を伸ばす。息を吐きながら腰を右へ、顔と眼を左へ向ける。同様にして腰と顔を逆にして行う。

効果:背筋を伸ばし、下腹部と首、肩のうっ血をとり、脊椎をやわらげ、側復の萎縮を取り除く。

視力異常治療体操⒁

うつ伏せに寝て、ひじを曲げて両手を肩の下の床につけ、肩甲骨を寄せる。両足と上体を上げて反り、両手を床から浮かす。息を吐きながら上体を右に曲げ顔と眼を右に向ける。同様に逆も行う。

効果:腎臓を強化し、肩甲骨を調整する。

視力異常治療体操⒂

①うつ伏せに寝て、両手を背中で組み、手のひらを返してひじを伸ばす。両足を誰かに押さえてもらったりタンスの引き出しで固定させ、上体を伸ばして手を上げる。②息を吐きながら上体を右に曲げ、顔と眼も右に向ける。同様に逆も行う。

効果:腎臓を強力にし、肩甲骨の機能を調整する。

視力異常治療体操⒃

両膝をつけて四つんばいになり、両手を組んでひじを張り、手の上にあごを乗せ、つま先を立てる。胸を床に近づけ左足を伸ばしてできるだけ上げる。息を吐きながら左足と腰を右に倒し、床に近づける。顔は右に向ける。ひじは床から離さないようにする。数秒後、瞬間脱力する。同様に逆も行う。

効果:背骨をやわらげ、前屈姿勢を正し、腎臓に刺激を与え、肩甲骨を整える。

視力異常治療体操⒄

うつ伏せに寝て、ひじとつま先を立て体を支え、腰を浮かす。指は開き、息を吐きながら体を前へと移動させ、顔と眼を上げる。息を吸いながら体を後ろに移動させ顔と眼を下に向ける。

効果:腹部のうっ血をとり、肩甲骨をやわらげ、上下の可動性を増し腰部を強化する。

視力異常治療体操⒅

手先を外側に向け、両手をひじの幅に開いて腕立て伏せをする。息を吐きながら左肩甲骨で右側を

押すように体を右に移動し、眼は右を見る。同様に逆も行う。

効果:腰腹部が強化され、肩甲骨の内側のこりがとれる。

視力異常治療体操⒆

①両膝とつま先で立ち、膝を腰幅に開く。右手を上から、左手を下から背中にまわして組む。②腰を前に突き出し、上体を反らせる。息を吐きながら上体を右に曲げ、眼は右を見る。同様にして左側にも曲げる。また手を組みかえて行う。

効果:腰腹部を強化し、側胸部と肩甲骨のアンバランスが正され、腎臓も強化される。

視力異常治療体操⒇

両膝とつま先で立ち、膝を腰幅に開く。指で視力異常治療体操⑸の①~⑥の眼のツボの指圧をしながら上体を反らせる。息を吐きながら上体を右に曲げる。同様に逆も行う。

効果:腎臓に刺激を与えながら、眼のツボを刺激する。